本会議では、風力発電に関連する知識の習得を支援するため、風力発電に関連する知見を有する専門家を派遣する「風力発電専門家派遣事業」を実施しています。
この度、「風力発電専門家派遣事業」の活用事例をご紹介します。以下の活用事例では、活用の目的や専門家派遣当日の流れなどを掲載しております。
ぜひ活用事例をご参照いただき、「風力発電専門家派遣事業」の活用をご検討ください。
専門家の派遣を希望される方は、以下のリンク先に掲載している「専門家派遣申請書」により必要事項をご記入の上、本会議事務局までお申し込みください。
▼専門家派遣申請等はこちらから(実施期限:2月末日)
1 活用事例の概要
(1)日時 令和7年10月6日(月) 14時00分~15時30分
(2)場所 有限会社丸憲製作所(福岡県田川郡福智町弁城3853-3)
(3)申請者 有限会社丸憲製作所(http://maruken-tech.jp/)
(4)専門家 九州大学洋上風力研究教育センター 社会実装部門 部門長 大迫 俊樹 氏
(同行:東芝エネルギーシステムズ株式会社 風力発電技術部 部長 新井本 武士 氏)
(5)活用目的 風力発電(部品製造等)への参入可能性の検討
(当社の設備・技術をもって風力発電への参入が可能か)
2 専門家派遣当日の流れ
(1)申請者の事業概要説明→専門家によるヒアリング
・確認事項:製造品目の種類・サイズ、技術の特徴、受注実績 等
(2)製品・設備等を見学し、申請者から説明
・確認事項:製品の特徴・サイズ・素材、設備の特徴・加工可能なサイズ 等
(3)専門家による風車の必要設備・部品等の説明、助言・指導
●専門家から以下の内容を説明
・風車構成品、基礎構造物、風車建設に使用する治工具等の種類
・国内の風車市場、産業の状況
●専門家から助言・指導
・国内で風車建設・機器製造が進めば小型部品の需要は発生する。
・風車以外でも、風車組立用の治工具(組立工場内、基地港湾内)でも小型部品の需要は発生する。
・海外製風車の場合でも、メンテナンス(修理、交換)においては、機器・部品を国内に求める傾向にあり、メンテナンスでの需要も今後発生するものと想定される。
・当社の技術が応用可能がどうか現段階では判断がつかないが、小型部品の需要が見込まれる機器サプライヤーとの意見交換は有効と思われる。
●申請者(有限会社丸憲製作所)のコメント
・自社がどこで貢献できるのか、異分野への進出・多角化はどの企業も考えると思います。
・スタートの段階で専門家から直接必要なノウハウや技術を説明いただけることは、無理に突き進む事もなく、試行錯誤の時間が省けるというメリットを感じました。
・専門家からしても、参入を検討する企業から直接話を聞いたり、現場を見たりすることにより、その会社が風力発電業界に必要かどうか判断しやすいのではないかと思います。
3 問い合わせ先(受付窓口)
福岡県風力発電産業振興会議 事務局
(福岡県 企画・地域振興部 総合政策課 エネルギー政策室内)
〒812-8577
福岡市博多区東公園7番7号
TEL:092-643-3228
FAX:092-643-3160
MAIL:info@f-wpa.jp








